緊急事態宣言が延長されて、またおうち時間をどう過ごすかを考える今日この頃ですが、皆さんは、いかがお過ごしですか?暖かい室内から外に出ると神戸は北風が肌を刺してきます。そして、コロナ感染対策はもちろんのこと、この時期は風邪やインフルエンザなど、様々なウイルスが蔓延しています。体調管理に十分気をつけてこの冬を元気に乗り切って行きましょう!
とは言っても、誰しも時には体調を崩したり、病気になったりしますよね。
そこで今日は、体調不良を訴える時の英語表現について、ある生徒さんの体験談をご紹介します。
Aさんはイギリス滞在中に体調が悪くなり、友人に「I feel sick」と伝えたところ、「Are you alright?」と言いながらとっさに近くにあったゴミ箱を差し出されたそうです。
次の日も体調が優れず、別の友人に「I’ve been feeling sick since yesterday」と伝えると、「Do you need to go to the bathroom?」との返事。
こんな会話を複数の友人と何度か繰り返すうちに、「I feel sick」という表現は「吐き気がする」という意味で使われているのではないか?と気付いたのです。
Aさんは日本の教科書で「I feel sick」=「体調が悪い」と習ったのですが、「I feel sick」という表現はネイティヴの間では「吐き気がする」と遠まわしに伝える際によく使われる表現なのです。日本語で言うところの「(吐き気がして)気持ち悪い」という感じでしょうか。
「吐く」という単語は学校で「vomit」を習いますが、実は、これは日常会話ではほとんど使いません。そのかわりに「throw up」というのが一般的です。
例えば、今まさに吐きそう!な時は、
I feel like throwing up!
もっと切羽詰まっていれば
I’m going to throw up!
なんて言ったりします。
教科書には載ってない表現でもっと口語的(スラング的)な表現だと
I feel pukey!(「ピューキー」と発音します)
なんていう表現もあります。
ちょっと汚いですが「ゲロがでそう」みたいな感じです。
では、吐き気はないけれど、なんとなく体調が優れないときは、何て言えばいいのでしょうか?
そんな時は
I don’t feel good.
I’m not feeling well.
I just don’t feel right
なんていう表現が使えればネイティヴっぽくてSmartですね♪
ただ、これらの表現はとてもvague(曖昧)な表現なので、海外でお薬や医療処置が必要な場合は、どこがどう痛い(又は気持ち悪い、違和感がある)のか、自分の症状を正確に伝えることが大切です。もっと具体的な痛みや体調異常を伝える表現については、今後、少しずつご紹介していきますね!
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